両国やぶそばで舞茸天ぷらそば

先日は義母の命日だったのだがお墓参りができなかったので、病み上がりの昨日お墓参りをした。その前に両国の「資さんうどん」に行ってみようということになったのだが、あまりの行列で諦めて、すぐ近くにある「やぶ」に初訪問した。
「やぶ」は京葉道路沿いにある。建物を見上げると布団が干してあり、その上に無造作に目にも鮮やかなブルーの蛍光色的な毛布がかかっているのを見たら、風情ある蕎麦屋とはちょっと違う気がして一瞬躊躇したのだが、墓参りもあるのだから店を選んでいる暇もなく勇気をもって入店した。
店内はこじんまりとしているが、改装したばかりの雰囲気がある。二人がけテーブルがいくつかと
カウンター席がある。厨房にはわたしたちよりも年配の老夫婦が働いていた。注文を聞くのは娘さんかな？パッと見た感じでは3人でこなしているようだった。
夫はかき揚げ丼と蕎麦のセット1,000円を注文。安い！
私は色々考えて、舞茸天ぷらで冷たいそばを注文した。1,200円。安い！
舞茸天ぷらそばそばはせいろではなく、お皿に盛られている。
これが舞茸の天ぷら
それでは着麺。いただきます！んー。うまいっ！そして蕎麦湯もいただいて。両国で立ち食いでなく座りぐいでコスパよし！とみた。おいしかった。ごちそうさま。その後私たちは義母の墓参りと、愛犬大吉のお寺・回向院にも立ち寄った。その回向院で、山東京伝のお墓にも。
深川木場の質屋に生まれ、若くして浮世絵を学び黄表紙の挿絵など描いた。松平定信の厳しい出版統制により手鎖五十日。妻は一人目も二人目も遊女という京伝のお墓に手を合わせた。1816年9月7日歿。墓は弟の山東京山が建てた。200年前だけど墓石は綺麗だった。その後日本橋室町まで行き11月3日閉店の新潟アンテナショップへお別れに行った。商品はお米とお酒だけしか残っていなかったので、お米2kgを買った。
店の前に置いてあった苔玉も全て売れたそうだ。寂しい。日本橋室町もこの場所にまた新しい建物ができる。そしてまた街は変わる。日本橋の上の高速道路が無くなるまで生きていられるかな。たとえ生きていたとしても、すっきりした日本橋を見にこられるかな。と思ったところできょうはこれにておしまい。どちらさまも安全で平和な1日でありますように！
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