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刷毛じょうゆ 海苔弁 山登り《海》

お昼に、GINZA SIXで「刷毛じょうゆ 海苔弁 山登り」の海苔弁を買ってきてくれた。
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こだわりの海苔弁は税込で1,080円。
紙袋は9円だったらしい。
どこへ行くにも男女問わずにお買い物袋が必要になったんだな、とつくづく思った。
昭和時代には八百屋に行くにも、魚屋に行くにもお買い物カゴを持って行ったのだから今更びっくりすることはないが、いつの日か袋に入れてもらうのが当たり前になっていた。
八百屋には「かよい帳」たるものがあった(所謂ツケ)のをよく覚えているが、いつ支払ったかは定かでない。
1ヶ月に一度だったかもしれない。
かよい帳→通い帳→通帳 
今では「かよい帳」は見当たらず、現金かキャッシュレス決済になったので、まさか預金等の「通帳」の語源とは思ってもみなかった。
私が育ったのは昭和時代だが、江戸時代の風習がまだ残っていたんだね。

もとい。高級海苔弁の話だった。^^;
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幼稚園の頃のお弁当はいつも二段重ねの海苔弁だった。
楕円形の赤いアルミのお弁当箱に、おかずはいつも赤いウインナーと甘い卵焼きだった。
よそのお家のお弁当はもっと心がこもっていた、と子供ながらに感じていたが、いつも忙しくしている母にそれは言えなかった。

そんなことを考えながら、包みを開けた。
これがこだわりの厳選された海苔弁だ。
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大根の漬物、卵焼き、ほうれん草のナムル。
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白滝のたらこ和え。
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そしてメインの脂がのった塩ジャケと、ちくわの磯辺揚げ。
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それでは着弁。いただきます!
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んー。う、うまいっ!
塩ジャケの塩分も程よい。
有明海の一番摘みの海苔は二段重ね。
どの副菜も手抜きを感じさせない味だった。
美味しかったよ。ごちそうさま。


母のお弁当は赤いウインナーと卵焼きでしたが、
あなたのお母さんのお弁当はどんなでしたか?

きょうは七夕だけど、亡母を思う1日になりそうです。

大雨の被害がこれ以上広がりませんように。

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by golmeg | 2020-07-07 10:24 | ごはん